クトゥブ・ミーナール・・・・クトゥブは皇帝の名前、ミーナールは塔。
これは皇帝 クトゥブ・ウッディーン・アイバクがヒンズー教徒に勝利したことを記念して建てたもの。
世界遺産です。
全長72.5メートルあります。
塔の横にある玉ねぎドーム型の屋根、これはモスクです。もともとあったヒンズー教の寺院にイスラム教のドーム型屋根をつけ、モスクに変えたのです。なので土台の建物はヒンズー教のものがそのまま残っています。
ですが、要所要所に掘り込まれていたヒンズー教の神様の像は、すべて削がれています。
下記の写真、下の部分のアーチの中が削がれしまったところです。
昔の征服の歴史は、まさに宗教間での征服・争いなんですよね・・。
こちらはのちの皇帝がクトゥブ・ミナールより大きいものを建てようとして途中で頓挫してしまった、アラーイ・ミナール。横幅は、クトゥブ 14.5メートルに対して24.5メートルあるそうです。完成していたら、かなり大きなものができていたはず。
観光地はどこも庭がしっかり整備されていて、緑がとてもきれいでした。