いよいよ待ちに待ったタージ・マハルです!
ここは、警備がかなり厳重で余計なものは持ち込めません。化粧品、薬、水など一切ダメ。
持って行っていいのは、お財布、カメラ、パスポート、タオルくらいでしょうか。
私たちはツアーの車においていきましたが、最初の入場口(チケットを買うところ)に専用の預けロッカーもあります。そして入るときに、靴カバーとお水を1本もらえます。(なら、水の持ち込みはいいじゃないかと思いますが、外で買ってきたのは×)
そこからは、専用の車に乗って、タージ・マハル正門近くまで移動します。
タージ・マハルとは・・・
ムガール帝国5代皇帝、シャー・ジャハーンが、最愛の妻ムムターズ・マハルのために作ったお墓です。
妻ムムターズ・マハルは生前、シャー・ジャハーンに3つの約束をお願いします。
1. 私が死んだら、立派なお墓を立ててください。
2. 再婚はしないでください。
3. 命日にはお参りをしてください。
約束どおり、シャー・ジャハーンはこのような立派なお墓をたて、生涯再婚はしなかったそうです。
しかし、建築に膨大な費用を費やした、シャー・ジャハーンはのちに自分の息子に幽閉されてしまいます。
幽閉されたのは川向うのアグラ城。川の向こうから最愛の人のお墓を眺めながら、彼は晩年をすごしたそうです。
こんなロマンティックな背景があったとは知りませんでした。
さて、ここがタージ・マハル正門。まだここからでは何も見えません。
そして、この門をくぐると・・・・
すばらしく美しい建物が目の前に!!
アップで撮影! 感動~! テレビや写真で見てきたタージ・マハル、本物が自分の目の前にある!
大きさと美しさに圧倒されました。
正面左に内部見学の階段があります。
もらった靴カバーをかぶせて、上がります。
建物内部にはシャー・ジャハーンとムムターズ・マハルのお墓があります。
中はちょっと、臭い・・・かな(スミマセン)
白大理石に彫刻や宝石を使った象がん細工がとても素晴らしいです。
建物裏には、ガンジス川の支流が流れています。
タージ・マハルからみた正門とお庭
時間があったので、木陰でまったりしていたら、見学にきていたインド小学生たちに遭遇、楽しそう~。
もしかしたら、これを見るもの最初で最後なのかもしれないなと思ったら、とても去りがたく、何度も何度も振りかえって、目に焼き付けておきました。
言葉で表すのはちょっと難しい、ほんとうに心から圧倒されるような感動を覚えました。
来てよかったです!